大谷良太 詩「力と暗さ」を掲載しました。

心に翼を授けて。
未明、まだ眠っている君の寝顔を見つめて。
私は柱に凭れ、立ち竦んでいた。

子の寝顔を見ている父親のまなざし。愚かな、それでいて優しい、父親の、子への祈りが行間にあふれてあたたかい。(類)

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