２０１７年１月７日（土）～２月１２日（日）に釧路市立美術館で開催されたプチ・コレ とり大集合！ を観てきた。
とりを眺めながらゆっくり歩く。
鶏、雀、鳩、丹頂鶴、鴉、梟。
釧路ゆかりの作家、海外の作家が描くとりどりの鳥。
佐々木栄松のいきいきとしたカラスのデッサン、
ベルナール ビュッフェの緑色のフクロウ。
一番奥に竹本万亀の作品「かえろう」があった。
ゆらゆらゆれる鳥、鳥、鳥。
「かえろう」という題名からの印象か、夕暮れの寂しさみたいなものも感じとる。
この鳥たちは皆、遠くのお山に帰るのだろう、と。
帰ってねぐらで寝るのだろう。
近くから遠くから、一匹一匹の落とす影までじーっと眺め、
さて私も、と帰ってまいりました。
（写真：竹本万亀、レポート：榎田純子）