長山太一「精神の死を抱いた・・・」


精神の死を抱いた 私は あの頃

死神と寄り添っていた

背中合わせで座ってたら

何をゆうわけでもなく

私が死ぬのを待ってるように

彼は 私をじっと見ていた

じっと側で立って待ってた

いつしか 僕たちは 時間を共有してた

同じ時間 同じ時を待ちわびるように

私が 死ぬ時には 彼の言葉が聴けるのだろうか

その時にならないとわからない

私と死神の奇妙な関係

taichi20161107
絵・長山太一

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