阿部光伸さんの作品は揺れ動く水草のようで時にとらえどころがないのですが、

時折、これはと目を奪われ、なにか遠い記憶が蘇るような作品があります。「ある沼」はその中の1枚でした。「裏磐梯猫魔ホテル」に宿泊し、五色沼を散策したはるか昔の記憶がざざっと蘇りました…が、「ある沼」がどこの沼かは作者にしかわかりません。それぞれの「ある沼」へ……、どうぞ。(R)

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