詩村あかねさん、初参加です。詩集『風が運べないものたちへ』(サンリオ刊)など、懐かしく記憶されている方もいらっしゃると思います。
あの子がいない/あの子の影は/ただただ黒く/冥界の空の闇を深くする
初参加作品は、あの大戦を、そして2011年の災害を、またつい最近の水害を改めて振り返らせてくれるような詩です。地上で炸裂した太陽は、まだ遠くくすぶっています。 詩の最後の二行が、刃物のように私たちの在り様を問いかけてきます。 http://rangai.main.jp/archives/3675
(2015.09.25 更新)