ふいにやってくるバスは美しい
と始まる痛々しくも美しい群像劇『美しいバス』
http://rangai.main.jp/archives/4790
月光に反射した鈍色のジャケットが小さくなっても光っているから彼がどの辺まで歩いていったかがわかる
と命の灯がみえる『満月』
http://rangai.main.jp/archives/4788
詩村あかねの人に向ける眼差しのやさしさが、きっとこの美しさをなしているんだと思います。
人は悲しいけれど美しいということを伝えてくれる二編の詩です。(え)