にのみやさをり「カミーユ彫刻を想う」を掲載。

にのみやさをりの頭脳は抜群で、しかし会っているとそれを全く忘れてしまうくらい、なんというか、がらっぱちだ。写真集「SAWORI」を制作中だったか、お宅へお邪魔すると家の中の様子もがらっぱちだった。その様子が非常に良くて家の中を背景にセルフポートレートを撮ってみてはどうかと提案したのだったが、彼女が大学時代に美術史を学び、一時期、美術系の雑誌の編集にも携わっていたという話しはそのときに聞いたように思う。カミーユの存在は彼女の芯になっており、こういう経歴を密かに隠し持ちつつ写真に向き合っている。(RUI)

にのみやさをり「カミーユ彫刻を想う」

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